ファクタリングの手数料は法定金利よりも高い!? それぞれを比較しました

ファクタリング

企業経営を行っているとどうしてもお金が必要になるタイミングがあり、そのような時にはスムーズに資金調達を行うことがとても重要となります。

すぐに現金を手に入れられる方法としてファクタリングやビジネスローンがありますが、お金が必要になった時のために「どちらの方がコストがかからずスムーズに資金調達を行うことができるのか」を理解しておくことが大切です。

解決策としてファクタリングを利用する場合、1回だけ手数料を支払う必要がありますが、そのほとんどは法定金利よりも低くなっております。

例えばビジネスローンで200万円を金利15%で借りて60回で返済した場合、元本と別に100万円ほど支払う必要があります。

しかし、ファクタリングであれば、同じ200万円の調達でも「手数料40万円」で済むのです。

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もっと詳しく知りたい! という方は、この先に詳しく書いていますのでぜひご覧ください。

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基礎知識:ファクタリングは「金利」ではなく「手数料」

ファクタリングは資金調達を考える経営者にとって、とても効果的な手段のひとつです。

資金繰りが苦しくてすぐにお金が必要なときでも、ファクタリング会社に売掛債権を買い取ってもらうことですばやく現金を手に入れることができます。

このファクタリングという方法を使うときには、利息ではなく、手数料がかかります。

利息はお金を借りたときにかかるものですが、ファクタリングは売掛債権を担保にお金を借りるのではなく、「売掛債権自体を売る」仕組みなので、利息を支払う必要はありません。

その代わりに、事務的な手数料やファクタリング会社への売買手数料を支払う必要があります。

まれにファクタリング会社を装って違法な金利で貸付を行う業者(偽装ファクタリング業者)もいますが、ファクタリングには「利息はない」「月々の返済がない」「返済できなくて負債を背負うこともない」という基礎知識を頭に入れておき、悪徳業者を見分けられるようにしておきましょう。

ファクタリングの手数料が決まる仕組み

ファクタリングでは、大きくわけて2つの手数料を支払う必要があります。

  1. ファクタリング契約に係る諸費用
  2. ファクタリング会社が引き受けるリスクに見合った売買手数料

ファクタリングでは、金融機関から融資を受けたときのように毎月利息を返済する必要がありません。

しかし、売掛債権を売って現金を受け取るときに、上記のような2つの手数料を支払う必要があります。

ファクタリング契約に係る諸手数料

ファクタリングの契約に関する諸費用は、以下の3つとなっています。

債権譲渡登記を行う司法書士への手数料 8~10万円
登記にかかる印紙代 約2万円
交通費や仲介料 約3万円

2社間のファクタリングでは、売掛債権を持っている会社がそれを二重に譲渡しないために「債券譲渡登記」という手続きをする必要があるため、司法書士や印紙代などの費用がかかります。

3社間のファクタリングでは、債券譲渡登記手続きをする必要がないため、それらの費用がかかりません。

このような理由から、ファクタリング契約に係る事務手数料は、3社間よりも2社間のファクタリングの方が高くなる仕組みとなっています。

ファクタリング会社が引き受けるリスクに見合った売買手数料

ファクタリングには、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」があり、売掛債権を買い取る方法や、ファクタリング会社が引き受けるリスクの大きさに違いがあります。

そのため、ファクタリング会社に支払う手数料の金額にも大きな差があります。

手数料
3社間ファクタリング 買い取った売掛債権の1%から5%
2社間ファクタリング 買い取った売掛債権の10%~30%

3社間とは、以下の3つの会社のことをいいます。

  • 売掛債権を売って現金を手に入れたい会社(A社)
  • ファクタリング会社
  • 売掛債権を発行した会社(B社)

3社間のファクタリングでは、売掛債権の売却に関する情報を3社で共有する仕組みとなっており、手数料が低いことが特徴です。

3社間のファクタリングでは、まず売掛債権を持っている会社(A社)が、ファクタリング会社に売掛債権を譲渡し、そのことを売掛債権の発行元(B社)に通知します。

その後、売掛債権の期日が来たら、売掛債権の発行元が、直接ファクタリング会社に売掛金を支払う仕組みとなっています。

このように3社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社は売掛債権の発行元(B社)から直接お金を受け取ることができ、リスクが低いことから手数料が低く設定されています。

しかし、2社間ファクタリングでは、手続きの流れが異なります。

まず、ファクタリングを行いたいA社は売掛債権の発行元(B社)に通知することなく売掛債権をファクタリング会社に譲渡します。

そして、手数料を引いた現金を受け取ります。

売掛債権元のB社はそのことを知りませんので、売掛債権の期日が来たら、いつも通りB社はA社に売掛債権のお金を支払います。

そして、そのお金を受け取ったA社は、その時点でファクタリング会社にお金を渡すという仕組みです。

この2社間ファクタリングは、資金繰りが厳しいことを取引先(B社)に知られたくない場合によく使われており、一般的には3社間ファクタリングの方が件数が多くなっています。

2社間ファクタリングの場合、万が一売掛債権の発行元(B社)が倒産した場合、ファクタリング会社はお金を一切受け取ることができなくなってしまいます。

また、A社が約束通りにお金を渡してくれないというトラブルもあります。

このような理由から、2社間ファクタリングは3社間よりもリスクが大きいため、売買手数料が高く設定されています。

ファクタリングの手数料が一定でない理由とは

ファクタリングの手数料が一定でない理由は、かかる手数料の内訳にあります。

2社間ファクタリングの場合、事務的な手数料が約15万かかります。

ここで、2社間のファクタリングの手数料が20%だった場合を考えてみましょう。

①100万の売掛債権をファクタリングした場合

15万(事務手数料)+20万(手数料)=35万の手数料となり、手数料総額は35%となります。

②300万の売掛債権をファクタリングした場合

15万(事務手数料)+60万(手数料)=75万となり、手数料総額は25%となります。

③600万の売掛債権をファクタリングした場合

15万+120万=135万となり、手数料総額は22.5%となります。

このように、ファクタリングの手数料には売掛債権の額に関わらずかかってくる「固定の手数料(事務手数料)」と、「売掛債権の金額に応じて変わる手数料」の2種類が含まれているため、ファクタリングの手数料が売掛債権の額に応じて変動する仕組みとなっています。

ファクタリングの手数料は利用回数で引き下がる

ファクタリングでは、継続して利用することで手数料が下がる仕組みとなっています。

なぜならば、ファクタリングでは「信用力」が非常に重要な位置を占めているからです。

売掛債権の発行元に知らせない「2社間ファクタリング」では、ファクタリングを行った会社がまずは売掛債権のお金を受け取り、それをファクタリング会社に渡す仕組みとなっています。

しかし、お金を渡す前に使い込んでしまったり、他の費用の引き落としに使われてしまったりして、ファクタリング会社にお金を渡すことができないトラブルを起こす会社もあり、そういった場合はファクタリング会社が損失を被ってしまいます。

ファクタリング会社はこのようなトラブルが起きることも想定して、もともと高い手数料を設定しています。

しかし、継続した取引の中で「トラブルを起こさず、お金をきちんと渡す会社だ」と認めてもらい、信用力が高まると、ファクタリング会社のリスクが低くなることから、その分の手数料を安くしてもらえる場合があります。

また、「継続的にファクタリングも利用してくれる」顧客は、毎回手数料を落としてくれるお得意様ともいうことができますので、優遇措置としても手数料を安くしてもらうことができるのです。

ファクタリング手数料とビジネスローンの金利を比較してみた

ファクタリング手数料とビジネスローンの金利を比較すると、以下のようになっています。

ビートレーディング 三共サービス えんナビ ビジネスローンA社
限度額 30万~3億 50万~3,000万 30万~5,000万 50万~1,000万円
事務手数料 2%~20% 1.5%~ 5~10% 3.1%~18.0%(金利)
入金まで 最短即日 最短翌日 最短即日 最短即日
個人事業主 ×(法人のみ)

ビジネスローンの金利は幅がありますが、3.1%の低金利が適用されるのは借り入れ額が1,000万近くの高額なときです。

例えば100万円以下の金額を借りるときには上限いっぱいの18%を適用されることが多くなっています。

ファクタリング会社では、3社ファクタリングの方が手数料が安いため、最低金利は3社ファクタリング、最高金利の適用は2社ファクタリングと考えることができます。

それでは、200万が必要で、ビートトレーディングで最高金利20%を適用された場合と、ビジネスローンA社で15%を適用された場合を比べてみましょう。

この場合、ビートトレーディングでは200万の20%である40万円を手数料として支払う必要があります。

ファクタリングは売掛債権の権利を売却するため、手数料は1回しかかかりません。

しかし、ビジネスローンは「お金を借りる」こととなりますので、毎月元金と利息を返済し続けなければなりません。

ビジネスローンで200万を15%で借り、元利均等返済60回で返済する場合は、47,600円を60回返済する計算になり、総支払金額は約300万円にもなってしまうのです。

実質100万円のコストがかかることになります。

このように、ファクタリングは一度手数料を支払うだけですが、ビジネスローンは長期間に渡って利息を返済していかなければならないため、総支払金額が非常に多くなります。

ファクタリングとビジネスローンの「手数料」と「金利」を単純に比較できないということを覚えておきましょう。

コストを抑えつつ、すばやく現金を手に入れるには、ビジネスローンよりもファクタリングの方がお得ということになります。

手数料が法定金利より高くなることはある?

ファクタリングでかかってくるのは「手数料」ですが、ビジネスローンや銀行カードローンからの融資は「お金の貸し借り」にあたるため、以下のような利息制限法が適用されます。

10万円未満 年利20%以内
100万円未満 年利18%以内
100万円以上 年利15%以内

例えば、上記で紹介したファクタリング会社「ビートレーディング」の手数料の最高額は20%と定められているため、利息制限法の金利よりもファクタリング手数料の方が高くなる可能性があります。

しかし、ファクタリングでは1度手数料を支払うだけですが、ビジネスローンやカードローンの場合は元本と利息を長期間に渡って返済し続けなければなりません。

このように、一見ファクタリングの方がコストがかかるように見える場合であっても、実際はビジネスローンの方が支払うコストが多くなってしまうので、ファクタリングの方が有利に資金調達ができるといえます。

まとめ

ファクタリングは売掛債権を売却することであり、お金を借りる行為ではないため「金利がかからない」ということがメリットです。

最初に手数料を支払うだけで簡単に資金調達ができるので、「どうしてもお金がすぐに必要」という場合にはビジネスローンよりもファクタリングの方が有利です。

資金繰りをスムーズに行うことは、企業経営においてはとても重要です。

現金がどうしても必要なときには、コストが低く抑えられる「ファクタリング」を検討してみるようにしましょう。

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