新規法人の場合、重要になってくるのが資金調達です。安定した経営をしていくためには、最初にある程度の資金を持っておく必要があります。
しかし、新規法人の場合、実績がないという点から融資の審査を通過するのが厳しいです。そこでおすすめしたいのがファクタリングでの資金調達になります。
今回は銀行ファクタリングの特徴と新規法人での利用可否をまとめました。
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銀行ファクタリングの特徴とは
銀行ファクタリングとは、銀行が出資している子会社のファクタリング会社のことを指しています。
特徴として、
- 手数料が低い
- 3社間ファクタリングしか行っていない
- 買取以外のファクタリングサービスがある
- 審査の難易度が高い
などがあげられます。
手数料が低い
1つ目の特徴は、手数料が通常のファクタリングと比べた時に低いことです。
通常のファクタリング手数料が5%~20%程度に対し、銀行ファクタリングの場合は5%未満となっています。
手数料が低い理由としては、審査が厳しいという点と3社間ファクタリングしか行っていない点になります。
3社間ファクタリングしか行っていない
2つ目の特徴は、3社間ファクタリングしか行っていないことです。
通常であれば2社間ファクタリングも行っています。
どのような違いがあるのかというと、3社間の場合は売掛先にファクタリングしたことを知られてしまうため、今後の取引に影響を出したくない場合には向いていません。
買取以外のファクタリングサービスがある
3つ目の特徴は、様々なサービスがあることです。
サービスの種類としては、保証ファクタリングサービス、国際ファクタリングサービスになります。
保証ファクタリングサービスは、売掛金先が経営困難によって代金を回収出来なくなった場合にファクタリング会社が保証してくれるサービスです。
国際ファクタリングサービスは、輸出取引を安全・確実・簡便にしてくれて、信用状がなくても取引ができる保証になります。
審査の難易度が高い
4つ目の特徴は、審査の難易度が高いことです。
銀行が関与していることもあり、通常のファクタリング会社と比べてもかなり厳しいです。
その分手数料が低いため、審査に自信がある場合にはぜひ利用しましょう。
有名な銀行ファクタリングサービス
有名な銀行ファクタリングサービスとして、
- 三菱UFJファクター株式会社
- みずほファクター株式会社
- SMBCファイナンスサービス株式会社
などがあげられます。
これらは有名銀行の子会社となっています。
銀行ファクタリングは新規法人でも使える?
結論から言うと使うことはできますがおすすめはしません。
理由は2点あります。
審査が遅い
1点目は審査が遅い点です。
新規法人ということは今すぐにでも資金調達をしたい、という方が多いはずです。
しかし、銀行ファクタリングの場合、審査を慎重にやることもありおよそ2〜3週間かかります。
通常のファクタリングであれば、即日で資金化できるため今すぐに資金が欲しい方にはおすすめできません。
審査が厳しい
2点目は審査が厳しい点です。特徴にも上げましたが手数料が低いこともあり審査が厳しくなっています。
特に新規法人のように、実績がない場合は審査に通る確率も低くなるでしょう。
新規法人の場合は民間のファクタリングサービスがおすすめ
新規法人の場合は民間のファクタリングを利用しましょう。
銀行ファクタリングと比べると、手数料は高くついてしまいますが即日で資金化が可能で審査も緩めになっています。
すぐにでも資金が欲しいという方が多いと思うので、民間のファクタリングは新規法人の味方です。
まとめ
銀行ファクタリングは手数料が低いですが、審査が長く厳しいため新規法人にはおすすめ出来ません。
そのため、新規法人の場合は審査が緩く、即日で資金化が可能な民間のファクタリングを利用しましょう。
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