ダイナースブランドの高いステータス性を持った法人カードがダイナースクラブ ビジネスカードです。
法人や個人事業主が持つことができ、特典やメリットに関する情報を詳しくまとめてみました。
※登記簿・決算書不要
カードのポイント
ダイナースクラブ ビジネスカードはビジネスプロフェッショナルの皆さまへと作られたカードです。
ダイナースクラブの多彩なサービスに加えて、新たに法人用のビジネスシーンで役立つサービスを利用できます。
以下では、ダイナースクラブ ビジネスカードの基本的な情報を簡単にまとめてみました。
カード名 | ダイナースクラブ ビジネスカード |
---|---|
申込対象者 | 個人事業主や法人 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 27,000円 |
限度額 | 原則として一律の制限なし |
支払いサイクル | 毎月20日で支払日は翌月10日 |
旅行損害保険 | 海外旅行と国内旅行ともに最高で1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円限度 |
住所 | 東京都中央区晴海一丁目8番10号 |
金融機関名 | ダイナースクラブ |
個人事業主でも作れる?
ダイナースクラブ ビジネスカードは法人カードですが、個人事業主でも作ることができます。
- ビジネスオーナー様
- 個人事業主様
- 会社役員の方
これらの人が作成できるクレジットカードで、特別なサービスを多数揃えているからこそ人気のブランドなのです。
他社と比較して入会審査のハードルが高いですし、年会費も27,000円と高めに設定されています。
それでもダイナースクラブの法人カードが選ばれるのは高いステータスというメリットがあるからで、「社員への追加カードを発行せずに社長や役員専用で使う」というケースも少なくありません。
特典
ダイナースクラブ ビジネスカードを作ることにより、どんな特典が得られるのか詳しく見ていきましょう。
- ビジネスカードを一枚持っているだけで「備品購入費」「公共料金」「接待費」などの経費を支払いできる
- 決算書の作成に適した会計ソフトのfreee(フリー)の有料プランがお得で、日々の帳簿づけや青色申告が簡単にできる
- メンバーのみが利用可能なダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロンを使用してビジネス書の閲覧が可能
- 税務や資金調達、企業再生などのサポートを受けられるダイナースクラブ プライベートアドバイザーサービスが無料
- 「健康診断」「フィットネス」「法律相談」「情報配信サービス」などのダイナースクラブ ビジネス・オファーが用意されている
- 海外旅行でも国内旅行でも最高で1億円の旅行傷害保険が付帯されている
これらの中でも、ビジネスと深く関係している特典がプライベートアドバイザーサービスです。
ダイナースクラブ ビジネスカードの会員というだけで無料で利用でき、参謀役や顧問としてベテランのアドバイザーがアドバイスしてくれます。
- 税務や資金調達:「節税」「決算書診断」「確定申告」
- 資本政策や企業再生:「出資」「ファンド」「M&A」
- 人事や労務:「人事制度」「助成金診断」「残業代」
- 企業法務:「紛争解決」「コンプライアンス」「債権回収」
- 相続や資産管理:「事業継承」「住宅売買」「不動産売買」
上記の内容を中心に様々な相談ができ、インターネットで相談の予約を行うだけで良いので難しくありません。
※登記簿・決算書不要
旅行時にラウンジは使える?
ダイナースクラブ ビジネスカードを持っているだけで、本人様は無料で国内や海外の空港ラウンジを使えます。
- 出発までゆったりとした時間を過ごしたい
- フライトの合間に集中して仕事がしたい
こういったビジネスマンにピッタリのサービスで、家族会員様でも家族カードの掲示で無料で利用可能です。
ただし、成田国際空港は7:00~21:00、富山空港は6:20~19:30と場所によって営業時間は異なり、ダイナースクラブの公式サイトでチェックしておきましょう。
審査は通りやすい?
ダイナースクラブ ビジネスカードは高いステータス性を持つ代表的な法人カードなので、入会審査のハードルが少々高くなっています。
収入の高い正社員や会社役員であれば容易に作りやすくなったものの、下記に該当する方は落ちやすいのが特徴です。
- 以前にクレジットカードの支払いやローンの滞納歴がある
- 書類の記載ミスや記入漏れがあった
- 毎月安定した収入を得ることができていない
- 事務所を持っておらず、携帯電話番号で登録している
クレジットカードの審査は信用が第一なので、「この経営者は大丈夫かな?」と疑うポイントがあれば審査には通りません。
このように聞いて不安になる個人事業主は意外と多いのですが、普通のダイナースクラブカードではなくビジネスカードであれば遥かに作りやすくなっています。
「27歳以上であればOK」と審査基準が定められており、ビジネスに関する豊富なサポートや特典を受けたい方は入会してみましょう。
評判・口コミ
ダイナースクラブ ビジネスカードを作る前に、評判や口コミの情報を確認しておいてください。
- ビジネスに関する困り事を的確にアドバイスしてくれて「流石はプロ」と感じました
- ビジネスで使う事務用品を優待価格で購入できるビジネス・オファーはありがたいです
- diners(食事をする人)というカード名の通り、グルメに関するサービスも豊富で良いですね
- 海外旅行保険は自動付帯と利用付帯の両方があり、自動付帯だけでも5,000万円なので十分です
- 年会費がかなり高めに設定されているので、利益の少ない個人事業主にとっては少しハードルが高い気がします
- ショッピングで使ったポイントを1%の高還元率でマイレージに交換できるのも見逃せませんよ
メリット・デメリット
富裕層から人気の代表的なクレジットカードがダイナースクラブ ビジネスカードです。
一体どんなメリットとデメリットがあるのか、他の法人カードと比較してみましょう。
メリット
- 利用額に限度が設定されておらず、直ぐに上限に達しやすいインターネットの広告費の支払いにも活用できる
- クラウド会計ソフトのfreee(フリー)が優待価格で利用でき、標準プランでは無料で2ヶ月間に渡って延長される
- プロプライベートアドバイザーへと無料で経営や経理に関する相談ができる(インターネットを使って予約できる)
- 空港ラウンジや送迎、手荷物宅配サービスなど空港での手厚いサポートを受けることができる
- 商談や接待の際にダイナースクラブ ビジネス・ラウンジを利用できる
- 「社員の仮払いの申請ができる」「ご利用代金明細書がまとめて発行される」といったメリットのある追加カードを無料で発行できる
デメリット
- 年会費が27,000円とゴールドカードクラスの費用を負担しなければならない
- 国内での加盟店はそこまで多くないので、あまり使い勝手が良くない
- ステータス性が高いだけあって入会する際の審査基準が高めに設定されている
使い方によっては法人や中小企業の経営者、個人事業主にとってなくてはならない存在です。
一方で、特典が豊富だからこそ年会費が高いですし、国内で買い物したい時に場所によっては使えないというデメリットもあるので注意しなければなりません。
オススメポイントまとめ
ダイナースクラブ ビジネスカードは下記に該当する方にオススメの法人カードです。
- 社用経費決済をまとめてスマートに行いたい
- ビジネスに関するプロのサポートを受けたい
- 高いステータス性を持ったカードが欲しい
- 利用金額に制限のないカードを業務で使いたい
ビジネスと関連するサービスやサポートに加えて、普通のクレジットカードと同じようにポイントを貯められるのもオススメポイントの一つなのではないでしょうか。
具体的なビジネス特典に関しては、ダイナースクラブ ビジネスカードの公式サイトでチェックしておいてください。
※登記簿・決算書不要