ダイナースクラブコーポレートカードを取得し、経費管理を楽にしたり付帯サービスを利用したりという法人は増えました。
「どんなメリットがあるのか?」「どんな魅力があるのか?」といった点をこのページでチェックしておきましょう。
※登記簿・決算書不要
カードのポイント
ダイナースクラブでは法人の分野でも他社に先駆けて様々な種類のカードを発行しています。
その一つがダイナースクラブコーポレートカードで、充実の付帯サービスが大きな特徴です。
まずは入会金や年会費など、ダイナースクラブコーポレートカードに関する基本的な情報を見ていきましょう。
カード名 | ダイナースクラブコーポレートカード |
---|---|
申込対象者 | 法人 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 12,000円 |
限度額 | 原則として一律の制限なし |
支払いサイクル | 毎月20日に締め切り、翌月の10日に一括で支払う |
旅行損害保険 | 海外旅行と国内旅行ともに最高で5,000万円 |
ショッピング保険 | 最高で300万円 |
住所 | 東京都中央区晴海一丁目8番10号 |
金融機関名 | ダイナースクラブ |
個人事業主でも作れる?
ダイナースクラブコーポレートカードの発行対象や入会資格は法人限定なので、残念ながら個人事業主では作ることができません。
- 法人だけが持てるクレジットカード
- 代表者及び従業員用として複数枚発行できる
このような規定となっており、法人カードを作りたいと考えている個人事業主にはダイナースクラブビジネスカードがおすすめです。
年会費は27,000円と少々高く設定されている代わりに、法人以外にも27歳以上であれば個人事業主でも作れます。
個人事業主の場合は一般カードよりもダイナースクラブビジネスカードの方が審査に通りやすいと言われており、ビジネス用のカードを作るために申し込んでみましょう。
特典
「あなたのビジネスを変えるこの1枚!」とダイナースクラブコーポレートカードは紹介されており、事業を営む法人のサポートをしてくれます。
カードを作ることでどんな特典を得られるのか幾つか挙げてみました。
- 有効期限が設定されていないダイナースクラブ リワードポイントが貯まり、厳選された賞品やマイルと自由に交換できる
- 高級レストランを中心とする予約難航レストランを代行サービスを使って簡単に予約でき、会食や接待で役立てられる
- 国内旅行と海外旅行の両方の傷害保険が充実していて、最高で5,000万円まで付帯されている
- ダイニングサービスによってレストランによっては予約だけではなく優待価格で食事や料理を楽しむことができる
- 1枚のコーポレートカードを持っているだけで1枚のETCカードを年会費無料で発行して高速道路の料金の支払いに活用できる
- ビジネス情報検索サイトの「G-Search」を使ってあらゆる企業情報を検索できる
法人専用のカードだけあって、様々な特典やサービスがあります。
法人カードとコーポレートカードに大きな違いはなく、法人格を有していれば審査に通ればどちらでも作成可能です。
カードの機能が大きく変わるわけではないものの、ダイナースクラブコーポレートカードは豊富な特典を受けられるのにも関わらず年会費が12,000円とダイナースクラブビジネスカードよりも安い魅力があります。
※登記簿・決算書不要
旅行時にラウンジは使える?
「法人カード=全て旅行時にラウンジが使える」というわけではありません。
中には無料ラウンジサービスが付帯されていないカードがありますが、ダイナースクラブコーポレートカードは国内20ヵ所以上の空港やダイナースクラブ提携の海外の空港でラウンジが使えます。
しかも、国内海外合わせて利用できる場所は450ヵ所以上と非常に多く、飛行機に乗る機会の多いビジネスマンにとってありがたいサービスなのです。
旅行時のラウンジサービスに加えて、ダイナースクラブコーポレートカードの会員だけが使える航空機の搭乗予約システムも利用できます。
- Diners Club ANA@desk
- ダイナースクラブ JAL ONLINE
上記のどちらでも特別優待運賃で搭乗でき、「急に出張しなければならなくなった」と当日の予約も可能です。
審査は通りやすい?
ダイナースクラブコーポレートカードを持つに当たり、審査に通りやすいのかどうか疑問を抱えている経営者の皆様は少なくありません。
一般的にダイナースクラブのカードは高いステータス性を持っているので、審査の基準もそれなりに厳しいのは事実です。
設立して間もない会社や業績が良くない場合だと、審査に通らない可能性があります。
しかし、下記の方法で申し込むことで信用度が上がり、ダイナースクラブコーポレートカードを持てる確率がアップするのでおすすめです。
- ダイナースクラブ会員の紹介で申し込む
- 信用できる人物だと判断されやすい
- 多少は審査に通りやすくなる
ビジネスでの知り合いで既に持っている方がいる場合は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
評判・口コミ
次にダイナースクラブコーポレートカードの口コミや評判の情報を見ていきましょう。
- 海外旅行や国内旅行で最高水準の傷害保険が利用付帯ではなく自動付帯されるところが魅力的です
- 1枚につき年会費は12,000円なのでコーポレートカードにしてはそこまで高くないのではと思います
- 別途で申し込めば国内航空券インターネット予約システムを利用できるので便利です
- ステータス性で比較してみるとダイナースクラブビジネスカードの方が高い気がします
- 法人カードの中でもプレミアム感があるのでゴールドカードと変わりませんよ
- ホテル内フィットネスクラブが特別優遇されるのが嬉しいです
メリット・デメリット
法人カードを作成しようと考えている経営者様のために、以下ではダイナースクラブコーポレートカードのメリットとデメリットの情報を箇条書きでまとめてみました。
メリット
- 仮払いを減らせるので出張のために多額の現金を用意する必要がなく、経費管理をシンプル化できる
- 傷害死亡保険最大5,000万円と法人カードの相場と比べると非常に高い水準の保険が受けられる
- 日々のショッピングの利用でダイナースクラブリワードプログラムが貯まり、1%の還元率でマイルに交換できる
- ビジネスコンテンツ検索サイトの「G-Search」を使ってビジネス情報を気軽に検索できる
- カードの利用額に上限が設けられておらず、後に振り替えができる
デメリット
- 毎年12,000円の年会費を支払い続けなければならない(ゴールドカードと同等の料金)
- ETCカードは年会費無料で発行できるが、1枚だけと決められている
- 信頼のおけるブランドだからこそ審査の基準が厳しく設定されている
審査の基準が厳しいのは、ダイナースクラブコーポレートカードが高いステータス性を持っている理由なので仕方がありません。
その代わりに、見事持つことができればビジネスでもプライベートでもあらゆるサポートやサービスが受けられますよ。
オススメポイントまとめ
1枚のダイナースクラブコーポレートカードを持つだけで、他社のゴールドカードのような特典を得られるのがオススメポイントです。
- 国内旅行と海外旅行の両方で最高で5,000万円の傷害保険が自動付帯される
- 国内外の主要ラウンジを無料で利用できる(450ヵ所以上)
- レストランの予約代行サービスが利用できる
- 国内航空券オンライン予約システムの利便性が高い
上記のような魅力があり、ステータスの高いカードを持ちたい法人に適しています。
「高機能なステータス法人カード」と言っても過言ではないので、ダイナースクラブコーポレートカードを選択肢の一つとして加えてみてください。
※登記簿・決算書不要