シェルビジネスカードは車やガソリンスタンドを使う機会の多い法人や個人事業主のために作られました。
カードの種類によって利用できる機能には違いがあり、このページで確認してみてください。
カードのポイント
シェルビジネスカードは「ビジネス」と名がついているように、法人または個人事業主専用のカードです。
全国の昭和シェルサービスステーションで利用でき、ガソリン代や高速道路料金など利用額に応じて1年間で最大18万円のキャッシュバックが受けられます。
まずは、シェルビジネスカードの入会金や年会費を中心に基本的な情報を見ていきましょう。
カード名 | シェルビジネスカード |
---|---|
申込対象者 | 法人または個人事業主 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 |
限度額 | 公式サイト参照 |
支払いサイクル | 毎月末日締め切りで翌々月の10日に振替 |
旅行損害保険 | 特に無し |
ショッピング保険 | 特に無し |
住所 | 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル |
金融機関名 | 昭和シェル石油株式会社 |
個人事業主でも作れる?
シェルビジネスカードは経営者様だけではなく、個人事業主でも作ることができます。
昭和シェル石油のサービスステーションでの利用がお得となり、日々の業務で車を使用する割合が多い方にピッタリの法人カードなのです。
また、一口にシェルビジネスカードと言っても以下のように複数の種類から選択できます。
- シェルビジネスカード(SS専用カード):年会費無料で昭和シェル石油サービスステーション内の商品を購入できる
- シェルビジネスカード(FUELカード):年会費無料でガソリンや軽油の給油に特化したシンプルなカード
- シェルビジネスカード(JCBカード):1年間の利用金額に応じて最大18万円のキャッシュバックが受けられる
どれも個人事業主として開業していれば作成できますし、昭和シェルSSをメインで利用する方のサポートをしてくれるのは間違いありません。
特典
シェルビジネスカードを作成することにより、どんな特典を得られるのか見ていきましょう。
- 全国の昭和シェルサービスステーションでサイン一つでガソリンや軽油の給油ができる
- SS専用カードとFUELカードは昭和シェル内でしか利用できず、社員へと安心して渡すことができる
- JCBカードは1枚につき1,250円を支払わなければならない代わりに、SS専用カードとFUELカードは何枚でも無料
- 全てのカードの利用額を合算して一括で請求される仕組みなので経理業務が大幅に軽減する
営業車の給油やメンテナンス用としてお使いしたい方にはSS専用カード、燃料油の給油だけの目的であればFUELカードが適しています。
シェルビジネスカードとJCBカードを組み合わせれば一定の利用額に応じてキャッシュバックされる特典もあり、利用額に応じた利率を以下ではまとめてみました。
- 100万円以上:3.0%
- 80万円~100万円未満:2.5%
- 60万円~80万円未満:2.0%
- 40万円~60万円未満:1.5%
- 20万円~40万円未満:1.0%
- 5万円~20万円未満:0.5%
対象となるのはガソリンの給油だけではなく、「JR券」「航空券」「タクシー代」「宿泊費」など様々なので安心です。
旅行時にラウンジは使える?
シェルビジネスカードだけではクレジット機能はなく、旅行時にラウンジを使うことができません。
その代わりに、JCBのシェル法人ゴールドカードを持っていれば空港ラウンジサービスが付帯されます。
- 国内の主要空港に加えてハワイ・ホノルル国際空港のラウンジを無料で利用できる
- 年中無休でカード1枚を持っているだけでOK
- 無料ドリンクや雑誌の閲覧などのサービスを受けられる
こういった特徴があり、ゴールドカードを持っている法人や個人事業主だけに与えられた特典というわけです。
つまり、昭和シェルで使うSS専用カードとFUELカードだけでは、空港ラウンジサービスも海外旅行傷害保険も付帯されないので注意してください。
審査は通りやすい?
シェルビジネスカードは法人カードというよりも、ガソリンカードとして人気を得ています。
気になる審査基準ですが、JCBカードを同時に発行しなければ通りやすいのが特徴です。
- JCBカードの発行はない
- キャッシュバックの適用対象とならない
この2つがデメリットでも、厳しい審査なく手に入れられるからこそSS専用カードとFUELカードを申し込んでいる法人や個人事業主は増えました。
昭和シェル石油の公式ホームページへとアクセスし、オンライン上で申し込むだけなので簡単です。
評判・口コミ
以下では、シェルビジネスカードがどのような口コミの評判を獲得しているのか幾つか挙げてみました。
- 追加カードを枚数の制限無しに何枚でも発行できるので、社員へと配ってガソリンの給油で使わせています
- 毎日の業務で車を頻繁に使い、給油回数が多い人にピッタリのカードだと思いました
- シェルビジネスカードのSS専用カードとFUELカードは比較的申し込みがしやすいですよ
- JCBカードとセットで発行しなければキャッシュバックを受けられないと聞き、これが少しショックなポイントでした
- インターネットからの申し込みであれば1週間程度で入手でき、迅速に発行したいと考えている人におすすめです
- JCBカードを併用すれば支払先をJCBへと一本化して経理の計算が楽になるのが良いですね
メリット・デメリット
シェルビジネスカードは用途に応じて複数種類のカードを使い分けできるのが大きな特徴です。
どのカードを使うかによっても異なるのですが、大まかにシェルビジネスカードのメリットやデメリットについて見ていきましょう。
メリット
- SS専用カードとFUELカードは何枚作成しても年会費は発生せず、昭和シェルサービスステーションでの給油に役立つ
- サービスステーション専門のSS専用カードは、営業車の給油に加えて全ての商品の購入が可能
- 「法人または個人事業主」「使用者が18歳以上」という条件を満たしていれば比較的審査が易しい
- 発行期間が1週間程度と非常にスピーディーで、急いでいる方にもおすすめ(法人カードの中には1ヶ月以上の期間がかかる場合もある)
- 年会費無料でETCスルーカードNを発行し、高速道路の料金の支払いに活用できる
デメリット
- 最大で18万円のキャッシュバックサービスが受けられるのはシェルビジネスカード(JCBカード)のみ
- 旅行傷害保険やショッピング保険は付帯されていない(JCBカードのゴールドカードであればOK)
- 日々の業務で車やガソリンスタンドを利用する機会がなければ発行してもあまり意味がない
カードの種類に関わらず、昭和シェル石油を利用する機会の多い法人や個人事業主にピッタリなのは一緒です。
しかし、キャッシュバックのメリットを活かすには、一般カード(JCBカード)かゴールドカード(JCBカード)を発行しなければなりません。
一般カードの場合は1,250円の年会費、ゴールドカードの場合は10,000円の年会費が発生しますが、全てのJCB加盟店で利用できるので選択肢の一つに加えてみてください。
オススメポイントまとめ
昭和シェル石油のサービスステーションで給油をしたり、商品を購入したりできるのがシェルビジネスカードのオススメポイントです。
- 店頭価格でガソリンや軽油を利用したい
- 用途に応じてカードを使い分けたい
- 経理業務を大幅に軽減したい
このように考えている法人や個人事業主はオンライン上で発行の手続きをしましょう。